保健科学東日本の遊離テストステロン検査について

保健科学東日本では、多くの検査項目を受託しています。
検査項目も増加傾向であり、様々な状況に適した検査が可能です。
今までに多くの専門知識と検査技術を蓄積していき、実地臨床で必要となる検査を常に提供しています。
新たな検査項目の開発にも積極的に取り組んでいるため、大学や研究機関との連携も強めてきました。
最先端を進むバイオ企業とも積極的に連携し、保健科学東日本独自の検査項目なども取り揃え、個別化医療を発展させるために貢献している企業です。
保健科学東日本で受託している検査項目には、遊離テストステロン検査という項目があります。
テストステロンはステロイドホルモンであり、男性ホルモンの一種です。
哺乳類の場合、男性の睾丸から多くのテストステロンが分泌されます。
男性ホルモンは女性にも存在していて、卵巣や副腎などで10%程度の分泌があります。
最近の研究結果から、テストステロンの高さが心筋梗塞や脳梗塞、がんなどの割合を低くするという報告もあり、健康維持にも注目が集まっています。
さらに、健康面だけでなくうつ病のなりやすさにもテストステロンが関係しているため、心身の健康を守るために必要なことが判明しているのです。
遊離テストステロン検査は性腺機能判定に用いられることが多く、正しい判定のためにも測定が有効だと考えられます。
特にホルモンは加齢を伴うことで次第に減少傾向であり、男性の更年期障害でも減ることが認められています。
女性の更年期障害は世間で広く周知されていますが、男性の更年期障害についてはまだ周知の割合も低いです。
そのため、不安や苛立ち、継続する疲労感、抑うつなどの症状があっても男性の更年期障害であると安易に判断できない可能性があります。
そこで、保健科学東日本が受託している遊離テストステロン検査を行うことで、現在の遊離テストステロン数値を知るきっかけになり、男性更年期障害の診断にも役立てられるのです。
保健科学東日本では、遊離テストステロン検査を含めた様々な検査項目を医療機関から受託しています。
生化学的検査や血液検査などの一般検査以外にも、内分泌や薬物の結集濃度測定なども可能です。
医療機関との連携にも規定を設けていて、検体を依頼された指示通りに迅速に届けられるよう、管理技術も常に最新の状態を維持しています。
技術、機器、品質に関しても最適なシステムを備えているので、ニーズに対応できるのが保健科学東日本の強みです。