保健科学東日本では、多数の臨床検査が実施されています。保健科学東日本の技術は優れており、他に類をみません。地球環境に配慮した事業を展開しており、省資源・省エネルギーを目指し、廃棄物に関してもなるべく少なく、そしてリサイクルに努めているのも特徴です。
保健科学東日本で実施されている臨床検査は、検診関係・環境検査です。医療機関で採血した血液や尿などの検体を受託して、検査のデータを正確に届けることも事業の一つです。血液というのは様々な情報が詰まっています。血液学検査はもちろん、免疫検査でも血液によって感染症やアレルギー、腫瘍マーカー、ホルモン、抗体などを調べられます。
また、誰しも尿や便を採取し学校や職場へ提出したことがあると思いますが、このような集団で生活する職場や学校などでの健康診断も行っています。病気は、主に集団で生活する場所で発生するので、こうした健康診断は欠かすことができないのです。集団検診には、検便検査や検尿・蟯虫卵検査があります。検便検査では、便の成分を調べることで病気があるかどうかが分かりますし、蟯虫卵検査では、蟯虫がいるかどうかが分かります。集団で生活する場所では、こうした蟯虫卵の検査もとても大事です。
食品や調理をする職場では、寒い冬の季節になってくると、ノロウイルスなどの検査も大事です。ノロウイルスは集団生活では、非常にかかりやすい病気なので、保健科学東日本ではこうした様々な集団検診が実施されているのです。日頃からの健康管理は何より大切ですが、病気のウイルスは目に見えないものですから、定期的に検査をし各種疾病の早期発見や予防をするのも大切なことです。
また、食べ物や飲み物の安全性にもこだわっているのが保健科学東日本です。高い技術力を活かした様々な検査の中でも、水質検査や食品衛生検査は普段飲んでいる飲み水や食べ物の安全性を確認できます。水質検査と一口に言っても、その幅は広く排水検査、冷却水検査、岩盤浴検査、プール・浴槽水の検査、そして飲料水検査があります。飲み水以外にも様々な検査が実施されています。中でも、岩盤浴の検査が必要な理由は、岩盤浴というのは高温多湿で密閉されている場所なので、その分、細菌やカビが大量に繁殖しやすい環境になってしまいます。ですから、定期的に検査をすることで衛生管理がきちんと行われているか確認することができるのです。
飲料水検査は、普段飲んでいる水道水以外にも、簡易専用水道、自家用水道、専用水道、地下水と種類豊富にあります。人の口に入るものですから、国の基準に合っているか確認する必要があります。このように多種多様な検査を行っている保健科学東日本は、検査によって人々に安心安全を届けているのです。