保健科学東日本は、医療機関からの委託を受けて臨床検査を各種実施しています。血液などの検体をベースにして、病原菌の有無を確認します。また、臨床検査以外にも健康診断業務も受注しています。健康診断は学校や職場など、日本全国で実施されています。そのほかのイベントなどで食品を取り扱う場合でも、多くの人の体内に直接入ってしまうものですから、感染リスクをなくすために実施することも少なくありません。保健科学東日本で行っている健康診断業務は、検便と検尿、ギョウ虫検査がメインです。
検便検査は飲食店など食料品に携わる従業員を対象に実施することが多いです。便の検査をすることで、サルモネラ菌やOー157をはじめとする大腸菌、ノロウィルスの有無を検査します。このようなものが含まれていると、大規模な食中毒を引き起こす恐れがあります。検査結果の通知はスピーディで、1週間程度で報告されます。検尿、ギョウ虫検査は、教育機関や学校の先生を対象にして行われることが多いです。学生時代に検尿やギョウ虫検査を受けた経験のある方は多いはずです。尿検査については糖やタンパクが尿に出ていないかどうかをチェックします。また潜血といって、血液が尿に混ざっていないかどうかも同時に確認します。もし何か異常が見つかった場合、より詳しい検査を受けることになります。ギョウ虫検査は、お尻に特殊なシールを貼り付けます。そしてそこにギョウ虫の卵などがないかを確認する作業になります。
保健科学東日本で行われている健康診断のいいところの一つに、すべての工程をワンストップでお願いできる点が挙げられます。容器を配布して、そこに便や尿などの検体を入れて回収します。この検体の検査を行って、その結果を報告する一連の過程をすべて自社で行っています。ワンストップであるため、検査結果が出るまでの時間を短縮できます。しかも保健科学東日本は臨床検査の経験や実績がとても豊富です。こちらで培ったノウハウも利用できるので、極めて精度の高い信頼のある結果となっています。結果は、後日に検査結果内容が記された報告書が送付されるので、そこで確認ができます。また、精密検査が必要となる結果に関しては速やかにFAXで報告されます。
病気にならずに、日々を健康で暮らすのが理想です。保健科学東日本では健康診断サービスを提供することで、病気の兆候を早期に発見し、適切な対策を講じる環境を整備しています。