保健科学東日本での集団検診

保健科学東日本では、集団検診も行っています。集団検診の検査内容は、検便検査、検尿・蟯虫卵検査があります。人が健康な毎日を送るには、日ごろの健康管理が必要です。健康管理を行うためには、定期的な健康診断を実施し、各種疾病の早期発見やその予備軍を発見することが重要になってきます。個人の定期健診だけでなく、職場や教育の場において集団検診を実施している企業も増えてきています。

検便検査では、主に介護事業者や食品製造業、学校のPTA関係者などで食品を取り扱う場合などに、食品を扱う人たちが受ける場合が多いです。特に食事を提供する職の場合、毎月1回は検査する場合もあれば、毎月2回以上の検査を要する場合もあります。食に携わっている人の検便検査は、腸内細菌を調べることで自分からウイルスを出さないようにするためのものです。検査によって陽性反応が出た場合は、その職務につけません。大きな問題にならないためにも必要な検査です。また、検便検査の内容は、主に内細菌病原菌の赤痢菌・サルモネラ菌、糞便検査でのノロウイルスEIA・ノロウイルスRNAなどが検査項目として挙げられます。

検尿・蟯虫卵検査は、学校や保育園、幼稚園などの児童・園児等の健康状態を見るための検査です。保健科学東日本でも、学校での検査を受けることができます。検尿では糖・たんぱく、潜血、沈査などを調べることができます。以前は発見できた蟯虫卵検査も、今の子供たちはほとんど出ないので、行われている学校等少なくなってきましたが、まだまだ必要な検査です。文部科学省では学校での2015年限りで蟯虫卵検査は廃止されていますが、保健科学東日本では、まだ検査が必要とされることがあるため、蟯虫卵検査にも対応しています。

集団検診の流れは、実施日や検体の受領方法などを相談したあと、実施日に合わせて保健科学東日本の営業担当が持参します。実施日に直接回収しますが、郵送や宅配便での対応も可能にしています。高い技術と豊富な知識を生かして検査をします。陽性の場合には早めの報告が重要であることから、ファックス送信など迅速に対応しています。また、報告書の原本は後日、郵送で届けてくれます。保健科学東日本ではどれほどの人数でも対応可能で、営業担当が直接相談を受けに来てくれます。学校だけでなく法人など職場での検査も迅速な対応ができますので、急な検査でも安心して依頼することが可能です。