休日を利用してアミューズメント施設を利用するという方も多いでしょう。アミューズメント施設はいろいろとありますが、その中でも温泉を愛用している人は多いです。温泉につかることで、日々のストレスが解消されますし、泉質によってさまざまな効能も期待できます。ただし安全に入浴するためには、一定基準を満たした水を使う必要があります。そのほかにも介護施設やスポーツジムなどの施設にも浴槽やジャグジーが用意されています。こちらも安全性を担保するためにも一定以上の水質を確保しなければなりません。厚生労働省では浴槽などの入浴設備について、使用方法などを考慮した独自の水質基準が設けられています。保健科学東日本ではこの浴槽水の水質検査も実施しています。
子供のころ、学校のプールが思い出になっている人もいるでしょう。実はこのプール水についても、水質基準が設けられています。保健科学東日本ではこのプール水の検査も実施しています。プール水の基準ですが、厚生労働省の「遊泳用プールの衛生基準」・文部科学省の「学校環境衛生の基準」と2種類の基準が設けられています。この両方の基準を満たしているかどうか、保健科学東日本では検査を実施しています。保健科学東日本では、LAMP法による検査にも対応しています。レジオネラ菌の数を迅速に検査できる手法で、効率的に正確な水質を判定できます。
スポーツジムやヨガ教室、さらにはスーパー銭湯を見てみると、岩盤浴を設置しているところも少なくありません。岩盤浴は岩盤に横になると体の芯から温まって、大量の汗をかく入浴設備です。汗をかくことで体内に溜まっている有毒物質の排出が促されます。このようなデトックス効果があるということで、女性を中心として高い人気を誇ります。しかしこの岩盤浴、メンテナンスを常日頃からきちんと行っていないと衛生状況が悪化してしまいます。岩盤浴のある場所は高温多湿で密閉されています。ですから細菌やカビが繁殖するにはもってこいの環境ともいえます。
そこでお客さんが感染症などのリスクを感じることなく岩盤浴を利用してもらうためには、掃除はもちろんのこと消毒対策もしっかり進める必要があります。保健科学東日本ではこの岩盤浴を有する施設を対象に、定期的な検査を実施しています。そしてその検査結果を公表することで、岩盤浴施設の安全性をアピールし、集客効果につなげていくことも十分期待できます。